価値なき者には制裁を…~生徒達の逆襲~
「どういうつもりだ!」

大岩はこめかみに青筋を立てて怒鳴った。

「どういうつもり?それはあなたが一番よくご存じなのでは?」

Sの言葉に大岩の肩は揺らいだ。

「あれか?お前らの署名を捨てたことか」

「よく分かってるじゃないですか」

スピーカーからパチパチと手を叩く音が聞こえる。





「しかしあなたの罪は変わらない」





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