ときめきの香りは貴方ですか?
「あぁ、皆が気がつかないところまで目が行き届くのは、総務ならではと思うこともあるけど、それを実行できるのはなかなか大変だよ」
「ところで、永富さん、仁美さん、最近見かけないですよね。許嫁が来ないから寂しいんじゃないですか。あぁ、でも会社以外で会っているからいいのか」
「仁美は親が決めた許嫁だ。家族みたいなもんだから・・・そう言えば、今日来るって連絡あったから、もうすぐ来るんじゃない?」
~~~~~~
「永富さん、制作部から上がってきた契約書のチェック終わりました。2次チェックお願いしていいですか?」
城崎さんから依頼があった契約書を持って、永富さんの席までいった。
「あぁ、預かるよ。チェックしたらまた言うね」
「お願いします」
そう言って席に戻ろうとした時、ドアが開いて、美人でスタイル抜群の女性が入って来た。
き、綺麗。どこかのモデルさんだろう。制作部のお客さんかな?
「お仕事中、失礼します。あっ、久木さん、ご無沙汰してます」
「あぁ、仁美さん、お久しぶりですね」
このモデルさんを久木さんは知っている。誰だろう?
「光貴、お仕事中にごめんなさい」
えっ!今、呼び捨てだった。モデルさん、永富さんの知り合いなんだ。
このモデルさん、身のこなし方、話し方、永富さんと同じようにとても品がある。
モデルさんが近寄って来たので、私は一歩後ろに下がって、頭を下げた。
「ところで、永富さん、仁美さん、最近見かけないですよね。許嫁が来ないから寂しいんじゃないですか。あぁ、でも会社以外で会っているからいいのか」
「仁美は親が決めた許嫁だ。家族みたいなもんだから・・・そう言えば、今日来るって連絡あったから、もうすぐ来るんじゃない?」
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「永富さん、制作部から上がってきた契約書のチェック終わりました。2次チェックお願いしていいですか?」
城崎さんから依頼があった契約書を持って、永富さんの席までいった。
「あぁ、預かるよ。チェックしたらまた言うね」
「お願いします」
そう言って席に戻ろうとした時、ドアが開いて、美人でスタイル抜群の女性が入って来た。
き、綺麗。どこかのモデルさんだろう。制作部のお客さんかな?
「お仕事中、失礼します。あっ、久木さん、ご無沙汰してます」
「あぁ、仁美さん、お久しぶりですね」
このモデルさんを久木さんは知っている。誰だろう?
「光貴、お仕事中にごめんなさい」
えっ!今、呼び捨てだった。モデルさん、永富さんの知り合いなんだ。
このモデルさん、身のこなし方、話し方、永富さんと同じようにとても品がある。
モデルさんが近寄って来たので、私は一歩後ろに下がって、頭を下げた。