【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
◆ボディガードは最強のイケメン双子です
私、四ノ宮乙葉のパパは、とっても心配性。
昔から、一人娘の私が危ない目に遭ったらいけないからと、どこへ行くにも見張りをつけてきたり、学校へも必ず車で送り迎えさせたり。
どうしてそんなに心配なのか聞いたら、「乙葉が可愛すぎるからだ」なんて言うし、あまりにも過保護だから、ママや親せきの人たちからは、「親バカ」だってちょっぴり呆れられているみたい。
そんな私もとうとう高校一年生。憧れの名門校・音羽学院に入学が決まったのはいいけれど、そこはなんと、全寮制の学校で。
だから私はこの春から、親元を離れて寮で一人暮らしをすることになったんだ。
そしたら、そんな私のことをひどく心配したパパが、あるとんでもない提案をしてきて――。
『乙葉には、二人のボディガードについてもらうことにした』
ボディガードだなんて大げさな……と思っていたら、なんと彼ら、私と同い年で双子なんだって。
しかも、この春から同じく音羽学院に入学する予定みたいで、今日はそのボディガードの男の子たち二人と初めて顔を合わせることになってるんだ。
一体どんな人なんだろう。いい人だったらいいんだけど……。
男の子とは普段あまり関わりがないから、ちょっと緊張しちゃうよ。
昔から、一人娘の私が危ない目に遭ったらいけないからと、どこへ行くにも見張りをつけてきたり、学校へも必ず車で送り迎えさせたり。
どうしてそんなに心配なのか聞いたら、「乙葉が可愛すぎるからだ」なんて言うし、あまりにも過保護だから、ママや親せきの人たちからは、「親バカ」だってちょっぴり呆れられているみたい。
そんな私もとうとう高校一年生。憧れの名門校・音羽学院に入学が決まったのはいいけれど、そこはなんと、全寮制の学校で。
だから私はこの春から、親元を離れて寮で一人暮らしをすることになったんだ。
そしたら、そんな私のことをひどく心配したパパが、あるとんでもない提案をしてきて――。
『乙葉には、二人のボディガードについてもらうことにした』
ボディガードだなんて大げさな……と思っていたら、なんと彼ら、私と同い年で双子なんだって。
しかも、この春から同じく音羽学院に入学する予定みたいで、今日はそのボディガードの男の子たち二人と初めて顔を合わせることになってるんだ。
一体どんな人なんだろう。いい人だったらいいんだけど……。
男の子とは普段あまり関わりがないから、ちょっと緊張しちゃうよ。
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