【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
言った瞬間楓くんのチョコケーキにサッと手を伸ばす眞白くん。


「おい眞白、何勝手に食ってんだよ」


そんな二人のやり取りを見ていたら、なんだか笑ってしまう。


夏帆ちゃんも同じく隣で笑っていて。


「あははっ。二人とも仲いいんだねぇ」


「いや、べつに?」


「え、なんで? 仲いいじゃん僕たち。楓、ほんとは僕のこと大好きだもんね」


「はぁ? うぬぼれんなっ」


「あはははっ」


最初は夏帆ちゃんと二人で来るつもりだったけど、こうしてワイワイ4人でお茶するのも楽しいかも、なんて思った。



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