【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
「美味い?」


「う、うん。おいひい……です」


なんて、動揺のあまりうまく答えられない私を見て、楓くんがまたププッと笑う。


「なんか今、おいひいって聞こえたけど」


「……っ。いや、今のはっ」


すると楓くん、急に真面目な顔になって。


「っていうか、今日はありがとな。付き合ってくれて」


「えっ?」


「俺、プレゼント選ぶのとか苦手だし、助かった」



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