【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
だけどそこで私が感激していたら、眞白くんがひょいっと横から顔を出してきて。


「ん、ちょっと待って。なんか今、カップルスイーツって聞こえたんだけど、なんの話?」


「えっ」


思わぬところを突っ込まれてしまい、焦る私。


ど、どうしよう。この前二人で出かけたこと、眞白くんには内緒にしてるからなぁ。


だけど楓くんは、クールな表情でサラッと。


「いや俺、そんなこと言ってねぇし」


「ウソだ。言ってたよ」


「聞き間違いだろ」


「えぇっ。今絶対そう聞こえたんだけど。ねぇ乙葉?」



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