【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
そこで私が隠していたプレゼントの袋を渡したら、眞白くんはすぐに中身を空けて確認してくれた。


「わー、帽子じゃん! すげー嬉しい。僕、こういうの大好き」


「ほんと? よかったぁ」


「あれ? でもこのブランド……よく見たら楓のくれたシャツと同じ店じゃね?」


だけど、眞白くんはすぐに同じ店のものだと気が付いてしまって。


どうしよう。一緒に買いに行ったの、バレちゃったかな。


そしたらこれ以上隠し切れないと思ったのか、楓くんがそこで正直に。


「うん。っていうか、乙葉に選ぶの手伝ってもらって、一緒に買ったんだよ」


「はっ、マジで?」


「ごめんね、黙ってて。楓くんがね、眞白くんのことをビックリさせたいからって」


「うわー、だから先週二人共いなかったんだ」


「う、うん」



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