【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
「なにこれ。いつの間に買ったの?」
「実はあの日、トイレに行くフリしてこっそり買ってたの」
「え、マジかよ。全然気づかなかった」
「ふふ、ごめんね、黙ってて。楓くんのスマホカバー、ヒビ割れちゃってたから。新しいのプレゼントしたいなって思って」
すると楓くんは、片手を私の頭にポンと乗せたかと思うと。
「ありがとな。大事に使う」
そう言って優しく笑ってくれたので、すごく嬉しい気持ちになった。
よかった。楓くんにも喜んでもらえた。
二人とも、ケーキもプレゼントも喜んでくれて、本当に良かったなぁ。
九条兄弟には入学以来お世話になりっぱなしだから、こんなケーキとプレゼントくらいじゃ感謝の気持ちが伝えきれないけど。
いつのまにか、私にとって二人はかけがえのない存在になってる。
これからもこんなふうに3人でずっと笑って過ごせたらいいなって、心からそう思った。
*
「実はあの日、トイレに行くフリしてこっそり買ってたの」
「え、マジかよ。全然気づかなかった」
「ふふ、ごめんね、黙ってて。楓くんのスマホカバー、ヒビ割れちゃってたから。新しいのプレゼントしたいなって思って」
すると楓くんは、片手を私の頭にポンと乗せたかと思うと。
「ありがとな。大事に使う」
そう言って優しく笑ってくれたので、すごく嬉しい気持ちになった。
よかった。楓くんにも喜んでもらえた。
二人とも、ケーキもプレゼントも喜んでくれて、本当に良かったなぁ。
九条兄弟には入学以来お世話になりっぱなしだから、こんなケーキとプレゼントくらいじゃ感謝の気持ちが伝えきれないけど。
いつのまにか、私にとって二人はかけがえのない存在になってる。
これからもこんなふうに3人でずっと笑って過ごせたらいいなって、心からそう思った。
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