【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
その日の夜、お風呂を済ませた私は、自分の部屋のベッドに寝転びながら、今日の出来事を振り返っていた。


誕生日会、楽しかったなぁ。


先ほど3人で撮った写真を眺めていたら、思わず顔がほころぶ。


あの二人とこんなに仲良くなれる日が来るなんて、思わなかったな。


最近は、こうして休みの日も一緒に過ごすことが増えたから、半分もう家族みたいな感覚だよ。


二人が一緒だとすごく賑やかだし、おかげで寮生活も全然寂しくない。


だけどその時、窓の外からザァザァと雨の音が聞こえてきて。


あれ? いつのまにか雨が降ってる?


今日の夜って雨の予報だったっけ?



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