【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
「楓お前、なにさりげなく乙葉のこと独り占めしようとしてんの」


なんて、ちょっとムスッとした顔で楓くんを肘で小突く眞白くん。


「……っ。してねぇだろべつに」


「まったく、最初はあんなに冷たかったくせに。最近お前、やけに乙葉に優しいよな~」


すると楓くんは、なぜかちょっと顔を赤くして。


「はっ? 気のせいだろ。お前は逆にベタベタしすぎなんだよ」


「楓に言われたくないな~、それ」


「なんでだよっ」



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