【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
なんだか雷よりも、隣で寝ている二人のことが気になってしまう。


こんな状態で私、ちゃんと眠れるのかな。


繋がれている手に意識がいって、心拍数ばかり上がってしまい、とても眠くなんてなりそうにない。


そんな私の横で、いつの間にかスヤスヤと寝息を立て始めた眞白くん。


すごい、眞白くんって、こんなに寝つきがいいんだ。羨ましいくらいだよ。


私も眠らなくちゃと思い、目を閉じてわけもなく頭の中で数字を数えてみる。気を紛らわせるかのように。


そしたらいつのまにか、ウトウトと眠りについていた。





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