【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
私が謝ると、楓くんはボソッと小声で。
「そうじゃなくて、お前が隣に……って、いや、なんでもない」
「え?」
すると、次の瞬間ゴロゴロッとまた大きな雷の音が鳴って。
「きゃっ!」
思わずビクッとして耳をふさいだら、楓くんもまた困ったように眉をひそめた。
「ったく、しつこいカミナリだな」
「ね、ぜんぜんおさまる気配ないよね。どうしよう」
そしたらそこで、楓くんは何を思ったのか。
「乙葉、こっち向いて」
「えっ」
「そうじゃなくて、お前が隣に……って、いや、なんでもない」
「え?」
すると、次の瞬間ゴロゴロッとまた大きな雷の音が鳴って。
「きゃっ!」
思わずビクッとして耳をふさいだら、楓くんもまた困ったように眉をひそめた。
「ったく、しつこいカミナリだな」
「ね、ぜんぜんおさまる気配ないよね。どうしよう」
そしたらそこで、楓くんは何を思ったのか。
「乙葉、こっち向いて」
「えっ」