【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
スタートの合図とともにコースに足を踏み入れると、さっそく問題が書かれた札が目立つところに立っていた。
「わー、さっそく問題の札見っけ! 『かげえときまり これらの文字を並び替えて言葉を作りなさい』だって。えっと、ヒントは……」
「あぁ、これはたぶん、『エリマキトカゲ』だね」
「えっ、早っ!」
だけど、眞白くんはさっそく一問目から秒殺で答えを導きだしてしまって。
その頭の回転の速さに脱帽する私と夏帆ちゃん。
「す、すごいよ眞白くん。まだ問題読んだばっかりなのに」
「ははっ。だってこれは結構簡単なほうじゃない? まだ一問目だし」
「そうかな? 私全然わからなかったよ」
「わー、さっそく問題の札見っけ! 『かげえときまり これらの文字を並び替えて言葉を作りなさい』だって。えっと、ヒントは……」
「あぁ、これはたぶん、『エリマキトカゲ』だね」
「えっ、早っ!」
だけど、眞白くんはさっそく一問目から秒殺で答えを導きだしてしまって。
その頭の回転の速さに脱帽する私と夏帆ちゃん。
「す、すごいよ眞白くん。まだ問題読んだばっかりなのに」
「ははっ。だってこれは結構簡単なほうじゃない? まだ一問目だし」
「そうかな? 私全然わからなかったよ」