【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
夏帆ちゃんと二人、火起こし場のほうへと向かっていったので、私は楓くんの元へと戻ることにした。


そういえば、野菜を切ってる途中だったんだ。


急いで戻って私も手伝わなくちゃ。


だけど、色々考えながら歩いていたら、向こうから歩いてきた誰かにドンッとぶつかってしまって。


「きゃっ」


「いって~」


「す、すいませんっ」


慌てて謝り顔を上げる。


すると、そこには見覚えのある、ツンツン頭の男の子の姿があった。



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