【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
楓くんを見るなり、思いきり眉をひそめる大島くん。
そんな彼に、ムッとした顔で物申す楓くん。
「お前さぁ、乙葉に近づくなって言っただろ。誘うなら他のやつ誘えよ」
そしたら大島くんはチッと小さく舌打ちすると、「また邪魔者が来たよ」なんて言いながらも、スッと私から離れた。
「それじゃ、またあとでね、乙葉ちゃん」
去り際にニコッと笑いながら手を振ってくる大島くんを、楓くんがまたギロッと睨む。
そして彼がいなくなったあと、私の顔をじっと見下ろして。
「まったく。なかなか戻ってこないと思ったら」
「ご、ごめんねっ」
もしかして、探しに来てくれたのかな。
そんな彼に、ムッとした顔で物申す楓くん。
「お前さぁ、乙葉に近づくなって言っただろ。誘うなら他のやつ誘えよ」
そしたら大島くんはチッと小さく舌打ちすると、「また邪魔者が来たよ」なんて言いながらも、スッと私から離れた。
「それじゃ、またあとでね、乙葉ちゃん」
去り際にニコッと笑いながら手を振ってくる大島くんを、楓くんがまたギロッと睨む。
そして彼がいなくなったあと、私の顔をじっと見下ろして。
「まったく。なかなか戻ってこないと思ったら」
「ご、ごめんねっ」
もしかして、探しに来てくれたのかな。