【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
「おじゃましまーす」
「遊びに来ちゃいました~」
女子5人で203号室を尋ねると、そこは大部屋の和室で、クラスメイトの男子が8人くらいゲームをしたり雑誌を読んだりしながらくつろいでいた。
もちろん、九条兄弟の姿もそこにあって。
私の姿を見つけた瞬間、眞白くんが手を振ってくれる。
「あ、乙葉だ」
男子がいっぱいいるのでちょっと緊張しながらも笑顔で手を振り返したら、その隣にいた楓くんともバチッと目が合った。
だけど楓くんは、なんとも言えない渋い表情で私のことをじっと見たかと思うと、すぐにパッと目をそらして。
あれ? もしかして、迷惑だったかな。いきなり部屋に押しかけたりして……。
少しモヤモヤした気持ちになっていたら、その時部屋にいた男子の一人が私たちの元へと駆け寄ってきた。
「遊びに来ちゃいました~」
女子5人で203号室を尋ねると、そこは大部屋の和室で、クラスメイトの男子が8人くらいゲームをしたり雑誌を読んだりしながらくつろいでいた。
もちろん、九条兄弟の姿もそこにあって。
私の姿を見つけた瞬間、眞白くんが手を振ってくれる。
「あ、乙葉だ」
男子がいっぱいいるのでちょっと緊張しながらも笑顔で手を振り返したら、その隣にいた楓くんともバチッと目が合った。
だけど楓くんは、なんとも言えない渋い表情で私のことをじっと見たかと思うと、すぐにパッと目をそらして。
あれ? もしかして、迷惑だったかな。いきなり部屋に押しかけたりして……。
少しモヤモヤした気持ちになっていたら、その時部屋にいた男子の一人が私たちの元へと駆け寄ってきた。