【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
この前の宿泊学習以来、楓くんのことをさらに意識するようになってしまった自分がいて。


今だって、かわいいって言ってもらえて、嬉しくて胸がキュンとしてしまった。


もしかして、こういうのが恋なのかな……なんて。


考え始めたらますます意識して、止まらなくなってしまうんだ。


「乙葉、おっはよ~」


すると、その時後ろから眞白くんがポンと肩を叩いてきて。


「あ、眞白くん、おはよう」


振り返ったら彼もまた、私の髪型の変化にすぐ気が付いてくれた。


「あれ? 今日髪型違うね。すっげーかわいい」


「そ、そうかな? ありがとう」


「乙葉に似合ってるね」



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