【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
手に持ったクッションをぎゅっと抱きしめながら、ゴロンと寝返りを打つ。
まだ住み始めたばかりだけど、この部屋、けっこう落ち着くなぁ。
家にいる時はいつも、お手伝いさんが部屋に出入りしてたからあまり一人になる時間がなかったし、こんなふうに一人暮らしというのも意外と悪くないかも。
夜寝る前なんかはちょっぴり心細い時もあるけど、隣の部屋には眞白くんたちもいるし、寮には公共のスペースもあって、毎日誰かしらと顔を合わせるから寂しくはないし。
そのうち部屋に友達を呼んだりできたらいいなぁ。
ふとスマホに目をやると、いつのまにか夜の11時になっていて。そろそろ眠くなってきたなぁと思いつつ、のどが渇いたので冷蔵庫へと向かう。
だけど、中を覗くとちょうど飲み物がなくなっていたので、自販機にお茶を買いに行くことにした。
財布を持ってガチャッと部屋のドアを開ける。
実は眞白くんたちからは、ここに引っ越してきた時に『とにかく一人で出かけるの禁止。出かける時は必ず俺たちどちらかに声をかけること』って言われたんだけど、こんな時間だし、飲み物を買うだけだからべつにいいよね。
まだ住み始めたばかりだけど、この部屋、けっこう落ち着くなぁ。
家にいる時はいつも、お手伝いさんが部屋に出入りしてたからあまり一人になる時間がなかったし、こんなふうに一人暮らしというのも意外と悪くないかも。
夜寝る前なんかはちょっぴり心細い時もあるけど、隣の部屋には眞白くんたちもいるし、寮には公共のスペースもあって、毎日誰かしらと顔を合わせるから寂しくはないし。
そのうち部屋に友達を呼んだりできたらいいなぁ。
ふとスマホに目をやると、いつのまにか夜の11時になっていて。そろそろ眠くなってきたなぁと思いつつ、のどが渇いたので冷蔵庫へと向かう。
だけど、中を覗くとちょうど飲み物がなくなっていたので、自販機にお茶を買いに行くことにした。
財布を持ってガチャッと部屋のドアを開ける。
実は眞白くんたちからは、ここに引っ越してきた時に『とにかく一人で出かけるの禁止。出かける時は必ず俺たちどちらかに声をかけること』って言われたんだけど、こんな時間だし、飲み物を買うだけだからべつにいいよね。