【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
問い詰めるように言われて、慌てて否定する私。
「えっ! いやいや、全然そういうのじゃないよっ」
すると由良ちゃんは、少しホッとしたようにため息をついて。
「そうよね。あなたのことはどうせ、おじさんに頼まれて義務感から守ってくれてるだけでしょ? 私、楓たちとは3歳の頃からの付き合いで、ずーっと一緒に過ごしてきたのよ。だから、二人のことは何でも知ってるの。あなたと違って」
その言葉から、彼女は私のことを良く思っていないんだということが、ひしひしと伝わってきた。
「それなのに、父親の力だか何だか知らないけど、ボディガード契約なんかで二人を独り占めしようだなんて、図々しいわよね」
「えっ……」
「自分でもそう思わない?」
「えっ! いやいや、全然そういうのじゃないよっ」
すると由良ちゃんは、少しホッとしたようにため息をついて。
「そうよね。あなたのことはどうせ、おじさんに頼まれて義務感から守ってくれてるだけでしょ? 私、楓たちとは3歳の頃からの付き合いで、ずーっと一緒に過ごしてきたのよ。だから、二人のことは何でも知ってるの。あなたと違って」
その言葉から、彼女は私のことを良く思っていないんだということが、ひしひしと伝わってきた。
「それなのに、父親の力だか何だか知らないけど、ボディガード契約なんかで二人を独り占めしようだなんて、図々しいわよね」
「えっ……」
「自分でもそう思わない?」