【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
それから自分の部屋の前で立ち止まったかと思うと、ガチャッとドアを開け、私を中に連れ込んだ。
あれ? ちょっと待って。ここ、楓くんの部屋じゃ……。
そして、自分だけ奥に入っていったかと思うと、再びこちらへ戻ってきて。
その手にはなんと、未開封らしきお茶のペットボトルが握られている。
「これ飲んでさっさと寝ろ」
彼はそう言ってそのお茶を私の頭にコツンとぶつけると、ムスッとした表情で手渡してくれた。
「えっ……。いいの?」
「いいから渡してんだろ」
あれ? ちょっと待って。ここ、楓くんの部屋じゃ……。
そして、自分だけ奥に入っていったかと思うと、再びこちらへ戻ってきて。
その手にはなんと、未開封らしきお茶のペットボトルが握られている。
「これ飲んでさっさと寝ろ」
彼はそう言ってそのお茶を私の頭にコツンとぶつけると、ムスッとした表情で手渡してくれた。
「えっ……。いいの?」
「いいから渡してんだろ」