【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
その声にハッとして眞白くんから身を離すと、そこにはムッとした顔の楓くんの姿があった。
「楓くんっ」
「っていうか眞白お前、乙葉にベタベタ触ってんじゃねぇよ」
楓くんはそう言うと、私から引きはがすように眞白くんの腕を引っ張る。
そしたら眞白くんは、途端に眉間にシワを寄せたかと思うと。
「うわー、なんだよ。さっそく俺のもの発言かよ~っ。このやろっ」
ツッコミを入れるかのように、楓くんの腕をビシバシと叩き始めて。
「いてっ。なにすんだよ」
「クソッ、ラブラブしやがって。ちくしょー」
「はぁ? べつにしてねぇだろ」
いつのまにかまた兄弟ゲンカみたいになってしまったので、ちょっと戸惑ってしまった。
まぁ、この二人はケンカするほど仲がいいんだろうけど。
それにしても眞白くん、最近楓くんに当たりが強いような……。
「楓くんっ」
「っていうか眞白お前、乙葉にベタベタ触ってんじゃねぇよ」
楓くんはそう言うと、私から引きはがすように眞白くんの腕を引っ張る。
そしたら眞白くんは、途端に眉間にシワを寄せたかと思うと。
「うわー、なんだよ。さっそく俺のもの発言かよ~っ。このやろっ」
ツッコミを入れるかのように、楓くんの腕をビシバシと叩き始めて。
「いてっ。なにすんだよ」
「クソッ、ラブラブしやがって。ちくしょー」
「はぁ? べつにしてねぇだろ」
いつのまにかまた兄弟ゲンカみたいになってしまったので、ちょっと戸惑ってしまった。
まぁ、この二人はケンカするほど仲がいいんだろうけど。
それにしても眞白くん、最近楓くんに当たりが強いような……。