【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
◆過保護な二人に守られてます
「キャーッ! 眞白くん頑張って~!」


「楓くん、カッコいい~!」


体育の時間、黄色い歓声が響き渡るグラウンド。


今目の前では男子のサッカーの試合がおこなわれているんだけど、九条兄弟は今日もまた、他のどの男子よりも目立って輝いていた。


だって二人とも運動神経バツグンだから、試合でも大活躍だし、双子だからなのか、息もピッタリだし。


さっきから二人とも見事なパス回しとシュートを決めていて、それを見た女の子たちはみんな大興奮。


なんでも噂では、まだ入学したばかりだというのに、すでに二人のファンクラブまでできているんだって。


そんな人気絶頂の二人が揃って私のボディガードをしてくれているというんだから、いまだに不思議でたまらないよ。



< 35 / 350 >

この作品をシェア

pagetop