【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
眞白くんも気に入ってくれたみたいでホッとする。


こんなに喜んでもらえるなら私、いくらでも作るんだけどな。


そして気が付けば二人ともあっという間に全部平らげてしまったので、こんなことならもっとたくさん作ればよかったなぁなんて思ってしまった。


「はー、ごちそうさま。美味しすぎてペロッと食べちゃった」


隣で眞白くんがそう呟いたのを聞いて、自分の皿を指差し、声をかける。


「あのっ、よかったらこれも食べる?」


自分でも一切れだけ食べたけど、どうせだから残りは食べてもらおうかなと思って。


そしたら眞白くんは、キラキラと目を輝かせて。


「マジで? じゃあちょうだい」


そのままあーんと口を開けてきたので、思わずちょっとドキッとしてしまった。


こ、これは、食べさせてってことなのかな?


なんかちょっと恥ずかしいけど……。



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