貴方なんて許せる訳がない
匠海さんは、ご両親と家の両親の家の丁度中間に一戸建ての新築の庭付きの素敵な家も建ててくれた。
「柚奈ちゃんには妹か弟を作ってあげたいから。庭のある遊べるスペースのある家が必要だろう?」
とびきり優しい笑顔で言ってくれる。
「匠海さん……」
「妹も弟も両方作ろうか?」
「もう……」
「瑠美。愛してるよ」
「匠海さん。私も愛してます」
「じゃあ早速今夜、子作りしようか?」
私を見つめる瞳は限りなく優しい……。
「もう、匠海さんったら……」
「なんなら男女の双子にしようか?」
「良いですよ。匠海さんの子供なら何人でも……」
「瑠美……」
「匠海さん。ありがとう。私、幸せです」
笑顔で言うと
「僕は世界中で一番幸せな男だと思ってるよ」
匠海さんに抱きしめられる……。
すると柚奈が……。
「柚奈もだっこ」
柚奈が駆けて来る。
「柚奈。おいで」
「パパ」
匠海さんに抱っこされるのが大好きな柚奈。
「そろそろお家に入ろうか。柚奈」
二人の後ろ姿を見ながら本当に幸せだと心から思える。
「匠海さん。ありがとう」
幸せはこんなに近くにあったんだ。
二度と手放さない。
もっともっと幸せになろうね。
三人で……。
いや、四人かな?
それとも五人?
完
「柚奈ちゃんには妹か弟を作ってあげたいから。庭のある遊べるスペースのある家が必要だろう?」
とびきり優しい笑顔で言ってくれる。
「匠海さん……」
「妹も弟も両方作ろうか?」
「もう……」
「瑠美。愛してるよ」
「匠海さん。私も愛してます」
「じゃあ早速今夜、子作りしようか?」
私を見つめる瞳は限りなく優しい……。
「もう、匠海さんったら……」
「なんなら男女の双子にしようか?」
「良いですよ。匠海さんの子供なら何人でも……」
「瑠美……」
「匠海さん。ありがとう。私、幸せです」
笑顔で言うと
「僕は世界中で一番幸せな男だと思ってるよ」
匠海さんに抱きしめられる……。
すると柚奈が……。
「柚奈もだっこ」
柚奈が駆けて来る。
「柚奈。おいで」
「パパ」
匠海さんに抱っこされるのが大好きな柚奈。
「そろそろお家に入ろうか。柚奈」
二人の後ろ姿を見ながら本当に幸せだと心から思える。
「匠海さん。ありがとう」
幸せはこんなに近くにあったんだ。
二度と手放さない。
もっともっと幸せになろうね。
三人で……。
いや、四人かな?
それとも五人?
完