ツイてない!!〜But,I'm lucky to have you〜
ホロ・イ・ムア
ピンポン、ピンポン、ドンドンドン!
鬼のようなドアのインターフォンの連続音と共に、ドアが何度も叩かれる音で目が覚めた。
『いらっしゃいますか!!二葉さん!!』
何だろ?
ん?なんか、焦げた臭いがする?
寝ぼけたままインターフォンの画面を見ると、なんと消防士さんがそこにいた。
食堂で毎日見ている『火の用心』のポスターをふと思い出す。消防士姿の久我大河とインターフォンの映像が重なった。
まさか、久我大河⁈そんなわけないか。
『火事です!!すぐに逃げて下さい!!』
は?火事?
慌てて窓をみると、夜の闇に真っ赤な炎と煙!!
ヤバイ!これ、めちゃくちゃヤバイ!!
私はバックにスマホと財布、預金通帳や印鑑そして大事な写真立てを突っ込んだ。それから思い出のムームーも手に取って部屋を出ようとした。
だけど、ドアはすでにすごく熱い。持っていたムームーを手にぐるぐる巻いて、力任せに体当たりして、何とかドアを開ける。
「あぁ、良かった!こちらです!」
私は消防士さんに助けられた。
あのまま寝ていたら、本当にやばかった。
安全なところに逃げてから、振り返って見る。ちょうど、私の部屋の隣から真っ赤な炎。消防車が放水している。
乾燥しているから、火の勢いがすごい。
結局、私の部屋にも火が回っている。危なかった。
鬼のようなドアのインターフォンの連続音と共に、ドアが何度も叩かれる音で目が覚めた。
『いらっしゃいますか!!二葉さん!!』
何だろ?
ん?なんか、焦げた臭いがする?
寝ぼけたままインターフォンの画面を見ると、なんと消防士さんがそこにいた。
食堂で毎日見ている『火の用心』のポスターをふと思い出す。消防士姿の久我大河とインターフォンの映像が重なった。
まさか、久我大河⁈そんなわけないか。
『火事です!!すぐに逃げて下さい!!』
は?火事?
慌てて窓をみると、夜の闇に真っ赤な炎と煙!!
ヤバイ!これ、めちゃくちゃヤバイ!!
私はバックにスマホと財布、預金通帳や印鑑そして大事な写真立てを突っ込んだ。それから思い出のムームーも手に取って部屋を出ようとした。
だけど、ドアはすでにすごく熱い。持っていたムームーを手にぐるぐる巻いて、力任せに体当たりして、何とかドアを開ける。
「あぁ、良かった!こちらです!」
私は消防士さんに助けられた。
あのまま寝ていたら、本当にやばかった。
安全なところに逃げてから、振り返って見る。ちょうど、私の部屋の隣から真っ赤な炎。消防車が放水している。
乾燥しているから、火の勢いがすごい。
結局、私の部屋にも火が回っている。危なかった。