ツイてない!!〜But,I'm lucky to have you〜
その時だった。ガチャと、玄関ドアの開く音がした。
あれ、玄関ドアの鍵、かけてなかったの⁈どうしよう!誰か入ってきた!
「おーい、孝弘。明日のスケジュール管理できたか?」
入ってきたのは、見上げるほど背の高い男の人。夜だというのに黒のサングラスをかけ、顔の半分はマスクで隠れている。黒の革のジャケットに、タイトなジーンズ姿。スタイルがいい。
「…誰?
ってか、孝弘の部屋に女がいる!マジか?」
その人はサングラスを外しながら、私を珍しいものでも見るようにマジマジと見た。
「花音か琴羽ちゃんに聞いてないのか?」
孝弘さんは、パソコンに向かったまま。やってきたその男性を見もしない。つまり、誰がやって来たかは見なくてもわかっているんだろう。
「あー、なんか聞いたような?火事がどうたらとか?
いいのかよ、孝弘?いくらお前がヘタレでもさぁ、女の子じゃん」
なんか、気まずい。私、ここに居るべきじゃない、よね。孝弘さんの立場悪くしそう。
「わ、私、病院に戻ります。
容体の良くない患者さんも気になりますし。お邪魔して、スミマセン」
「あ、マナ、気にしないで!大丈夫。
コイツは、幼なじみの大河。驚かせてごめん。コイツと花音はこの部屋に出入り自由なんだ」
この人が、もう一人の幼なじみの人か!ボディーガードって言ってた。確かに鍛えられた体は、筋肉質で無駄がない。
と、いうか、不思議。
この人、初めて会った気がしない。
あれ、玄関ドアの鍵、かけてなかったの⁈どうしよう!誰か入ってきた!
「おーい、孝弘。明日のスケジュール管理できたか?」
入ってきたのは、見上げるほど背の高い男の人。夜だというのに黒のサングラスをかけ、顔の半分はマスクで隠れている。黒の革のジャケットに、タイトなジーンズ姿。スタイルがいい。
「…誰?
ってか、孝弘の部屋に女がいる!マジか?」
その人はサングラスを外しながら、私を珍しいものでも見るようにマジマジと見た。
「花音か琴羽ちゃんに聞いてないのか?」
孝弘さんは、パソコンに向かったまま。やってきたその男性を見もしない。つまり、誰がやって来たかは見なくてもわかっているんだろう。
「あー、なんか聞いたような?火事がどうたらとか?
いいのかよ、孝弘?いくらお前がヘタレでもさぁ、女の子じゃん」
なんか、気まずい。私、ここに居るべきじゃない、よね。孝弘さんの立場悪くしそう。
「わ、私、病院に戻ります。
容体の良くない患者さんも気になりますし。お邪魔して、スミマセン」
「あ、マナ、気にしないで!大丈夫。
コイツは、幼なじみの大河。驚かせてごめん。コイツと花音はこの部屋に出入り自由なんだ」
この人が、もう一人の幼なじみの人か!ボディーガードって言ってた。確かに鍛えられた体は、筋肉質で無駄がない。
と、いうか、不思議。
この人、初めて会った気がしない。