ツイてない！！〜But,I'm lucky to have you〜

「さっさと仕事終わらせて、マナと甘い夜を過ごそうと思ってたのに」

チュッと、甘いキスが降ってくる。

「今からじゃ、ダメ？」
「ダメ。今日もこれから仕事だもん」
「車で送る」
「ダメ。徹夜明けで運転なんてさせられない」
「マナが足りなくて死ぬ」
「そんな可愛いこと言って。…私だって、朝起きて寂しかったんだから」
「マナ！君こそ可愛い！可愛すぎて、ムリ」

結局、朝からたっぷりと愛し合うことになった。

ただ、そばにいるだけでいいって思ってた。
だけど、やっぱり言葉を交わし、体を重ねて、一緒に過ごす時間がとても大切で、幸せで。
そんな幸せが、仕事するための私の大事なエネルギーになっていた。