ツイてない!!〜But,I'm lucky to have you〜
スッと座席を立つその仕草もスマートだ。
でも彼に見とれてばかりもいられない。
頭上の収納棚から荷物を取って、私も降りる準備しなくちゃ。
と、上を見上げて絶望的な思いになる。
私には届かない。乗る時はCAさんが手伝ってくれたんだけど、うーん、近くにいない。
他の皆さんも続々と降りていく。隣の席にいたはずのカップルの姿もとっくにない。
いっそ、座席に乗ってしまおうかと靴を脱ぎかけた時。
「…先生の荷物、これ?」
スッと腕が伸びてきて易々と私のバックをとってくれた。彼がまだいてくれたんだ、良かった!
「あ、ありがとうございます!助かりました!」
「いえ。では」
そのスマートな優しさに、思わずドキッとしてしまった。こんなトキメキみたいなこと、現実にあるんだな。
立ち去る後ろ姿もかっこいいや。
このハワイ旅行、なんだかいいこと起きそうな予感!
でも彼に見とれてばかりもいられない。
頭上の収納棚から荷物を取って、私も降りる準備しなくちゃ。
と、上を見上げて絶望的な思いになる。
私には届かない。乗る時はCAさんが手伝ってくれたんだけど、うーん、近くにいない。
他の皆さんも続々と降りていく。隣の席にいたはずのカップルの姿もとっくにない。
いっそ、座席に乗ってしまおうかと靴を脱ぎかけた時。
「…先生の荷物、これ?」
スッと腕が伸びてきて易々と私のバックをとってくれた。彼がまだいてくれたんだ、良かった!
「あ、ありがとうございます!助かりました!」
「いえ。では」
そのスマートな優しさに、思わずドキッとしてしまった。こんなトキメキみたいなこと、現実にあるんだな。
立ち去る後ろ姿もかっこいいや。
このハワイ旅行、なんだかいいこと起きそうな予感!