ツイてない!!〜But,I'm lucky to have you〜
ホテルのディナーもいいけど、一人旅の気軽さでこんなのもいい。食べきれなかったら明日の朝食にしてもいいし。
どっさり買い込んだ食料を手に、私はご機嫌でホテルに帰った。
ロビーを抜け、エレベーターに向かう。すると。
「先生?」
エレベーター脇の部屋から出てきたのは、なんと涼音ちゃんのお母さんだった。
「あ、四辻さん」
「飛行機では、本当にありがとうございました」
「いえ、その後、涼音ちゃんの様子がどうですか?」
「もう、すっかり元気です。今もお部屋で、はしゃいでいます。
それより、先生、弟に聞きました。ロストバゲージですって?災難でしたね、色々ご不便でしょう?」
「丹下さんのおかげで明日には荷物が届きますし、大丈夫です。
着替えがない代わりにこんなムームーとか着たりして楽しんじゃってます。こちらこそ丹下さんには大変お世話になりました。よろしくお伝えくださいね」
私はそう言って目の前にやってきたエレベーターに乗り込もうとした。
どっさり買い込んだ食料を手に、私はご機嫌でホテルに帰った。
ロビーを抜け、エレベーターに向かう。すると。
「先生?」
エレベーター脇の部屋から出てきたのは、なんと涼音ちゃんのお母さんだった。
「あ、四辻さん」
「飛行機では、本当にありがとうございました」
「いえ、その後、涼音ちゃんの様子がどうですか?」
「もう、すっかり元気です。今もお部屋で、はしゃいでいます。
それより、先生、弟に聞きました。ロストバゲージですって?災難でしたね、色々ご不便でしょう?」
「丹下さんのおかげで明日には荷物が届きますし、大丈夫です。
着替えがない代わりにこんなムームーとか着たりして楽しんじゃってます。こちらこそ丹下さんには大変お世話になりました。よろしくお伝えくださいね」
私はそう言って目の前にやってきたエレベーターに乗り込もうとした。