ツイてない!!〜But,I'm lucky to have you〜
「孝弘、真菜さん、子供たち寝たの。デザートでもどう…って、あら。
…もしかして?」
その時、初音さんが室内から声をかけてくれた。私は咄嗟に丹下さんから離れようとしたんだけど、丹下さんがぎゅっと私を抱き寄せた。
「ちょ…あの、あの…」
丹下さんは、焦る私を一層強く抱きしめる。恥ずかしい!
「姉ちゃんが言ったんだよ、偶然は二回までって」
「うん、そうね。
…孝弘のそんなうれしそうな顔、久しぶりに見たわ。真菜さん、孝弘をよろしくね。この子、初恋をさんざんこじらせて、恋愛に臆病になってたの」
「あ、それとよく似たことを、昼間デザイナーのジュンさんも言ってました。
皆が知ってるくらい、初恋をこじらせてしまったんですか」
「恥ずかしいこと言うなよ、姉ちゃん!
もう、とっくに終わったことだし」
あ、丹下さん、猛烈に照れて恥ずかしがってる。
こんなとこ、ちょっと可愛い。
…もしかして?」
その時、初音さんが室内から声をかけてくれた。私は咄嗟に丹下さんから離れようとしたんだけど、丹下さんがぎゅっと私を抱き寄せた。
「ちょ…あの、あの…」
丹下さんは、焦る私を一層強く抱きしめる。恥ずかしい!
「姉ちゃんが言ったんだよ、偶然は二回までって」
「うん、そうね。
…孝弘のそんなうれしそうな顔、久しぶりに見たわ。真菜さん、孝弘をよろしくね。この子、初恋をさんざんこじらせて、恋愛に臆病になってたの」
「あ、それとよく似たことを、昼間デザイナーのジュンさんも言ってました。
皆が知ってるくらい、初恋をこじらせてしまったんですか」
「恥ずかしいこと言うなよ、姉ちゃん!
もう、とっくに終わったことだし」
あ、丹下さん、猛烈に照れて恥ずかしがってる。
こんなとこ、ちょっと可愛い。