運命の推し


つらい経験をした優大に、どんな言葉が必要なのか。

私にはきっと、ずっと分からない。



優大に、どんなに好きかを伝えたかった。


だけど、それも違うかもしれない。



今。

私が優大に伝えたいのは。



どんなに優大の言葉に、歌に、存在に助けられているかってことなんだわ。




あなたは、あなたが思っている以上に。

私というファンに寄り添ってくれているのよ。





『星の降る夜には』を思い出す。

素敵な曲で、泣けてくる。


そのことを優大に伝えて、人生の幕を下ろせるなら。





旅立つ時には、日向に『星の降る夜には』を流してもらいたい。


大好きな曲と共に。

大好きな人の声を聴きながら。



最愛の人のもとへ向かえるなんて、幸せなことね。








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