ほら、やっぱり愛してる . 〜 ヤクザの彼と私の物語 〜
長い廊下を渡りながら私は気になっていることを聞いた 。
「 あの 、 東雲さん ? 」
[ 敬語じゃなくていいっす。和真って呼んでください ! 一応年下だし僕 。 ]
銀髪で背も180cm以上ありそう 、 そして大量のピアス 。
全然年下に見えない。ってか私 身長こんなに高いのに モデルさんみたい 。って感情で済ましてた 、 反省 。
「 わかった 、ありがとう 。 」
[ はい ! で 、どうしました? ]
「 私、ここに来たことあるのかな ? 」
私は部屋に入った時に流れてきた記憶のようなものについて話した 。