触れないで、杏里先輩!
もしもしすら言われずに聞こえてきたのは、何故か北川君の名前で。
もしかして北川君が誰だか忘れちゃったのかな?
それで心配になって電話してまで確かめてくれたのかな?
「そうです、杏里先輩と再会した放課後に助けてくれた男の子ですっ。実は北川君は二駅前だったんです!凄い偶然ですよねっ!今日、電車で私が悪いんですけど、お爺さんに絡まれてしまったのですが、北川君が助けてくれました!だから大丈夫ですので、杏里先輩は心配しないで下さいねっ!」
私は心配性の杏里先輩を少しでも安心させようと今日の事を話した。
『……』
それなのに電話は無音で何も聞こえてこなくて。
「杏里先輩?聞こえてますか?」
『美桜は北川君と付き合うの?』
電波が悪いのかな?と問い掛けると、まさかの質問が飛んできた。
「何で私と北川君が付き合うことに!?」
驚きすぎて、思わず大きな声で返してしまう。
もしかして北川君が誰だか忘れちゃったのかな?
それで心配になって電話してまで確かめてくれたのかな?
「そうです、杏里先輩と再会した放課後に助けてくれた男の子ですっ。実は北川君は二駅前だったんです!凄い偶然ですよねっ!今日、電車で私が悪いんですけど、お爺さんに絡まれてしまったのですが、北川君が助けてくれました!だから大丈夫ですので、杏里先輩は心配しないで下さいねっ!」
私は心配性の杏里先輩を少しでも安心させようと今日の事を話した。
『……』
それなのに電話は無音で何も聞こえてこなくて。
「杏里先輩?聞こえてますか?」
『美桜は北川君と付き合うの?』
電波が悪いのかな?と問い掛けると、まさかの質問が飛んできた。
「何で私と北川君が付き合うことに!?」
驚きすぎて、思わず大きな声で返してしまう。