触れないで、杏里先輩!
「昨日北川君が居るから大丈夫って言ったじゃないですか!」
「杏里先輩、おはようございます。坂井さんは俺と居るんで大丈夫ですよ」
そこに北川君の穏やかな声が入ってきた。
「おはよう、北川君。先に学校向かってくれても良いよ?もう俺が居るから」
笑顔で北川君に返す杏里先輩。
「朝練はまだなんで大丈夫です」
「じゃあもっと遅く来れば良いんじゃない?」
「朝練前にウォーミングアップしようかなって」
「熱心だね」
「どうも」
会話は途切れはしないし、二人とも笑顔だ。
でもそんなサンドイッチされている私はハラハラ。
やっばり、不穏な空気なのは気のせいじゃないよね?
昨日の電話の杏里先輩といい、この二人、相性が悪いのかな……。
「杏里先輩、おはようございます。坂井さんは俺と居るんで大丈夫ですよ」
そこに北川君の穏やかな声が入ってきた。
「おはよう、北川君。先に学校向かってくれても良いよ?もう俺が居るから」
笑顔で北川君に返す杏里先輩。
「朝練はまだなんで大丈夫です」
「じゃあもっと遅く来れば良いんじゃない?」
「朝練前にウォーミングアップしようかなって」
「熱心だね」
「どうも」
会話は途切れはしないし、二人とも笑顔だ。
でもそんなサンドイッチされている私はハラハラ。
やっばり、不穏な空気なのは気のせいじゃないよね?
昨日の電話の杏里先輩といい、この二人、相性が悪いのかな……。