触れないで、杏里先輩!
3
亜季ちゃんの涙が治まってきた頃、
『ぐるるるる~~~……』
私の腹の虫が豪快に鳴った。
それに豪快に笑って返した亜季ちゃん。
杏里先輩は口元を押さえて笑いを堪えている。
……恥ずかしい!
私は顔を真っ赤にしてお腹を押さえて背中を丸める。
「とりあえず腹ごしらえ、しとこうか」
杏里先輩が差し出したのは、先程渡された袋。
またチョコクロワッサンが見えたから。
「でもこれ、杏里先輩のじゃ……」
「まだサンドイッチもあるし、足りなかったら購買に買いに行くから良いよ」
「……では遠慮なく、いただきます」
「どうぞ」
『ぐるるるる~~~……』
私の腹の虫が豪快に鳴った。
それに豪快に笑って返した亜季ちゃん。
杏里先輩は口元を押さえて笑いを堪えている。
……恥ずかしい!
私は顔を真っ赤にしてお腹を押さえて背中を丸める。
「とりあえず腹ごしらえ、しとこうか」
杏里先輩が差し出したのは、先程渡された袋。
またチョコクロワッサンが見えたから。
「でもこれ、杏里先輩のじゃ……」
「まだサンドイッチもあるし、足りなかったら購買に買いに行くから良いよ」
「……では遠慮なく、いただきます」
「どうぞ」