妖狐の私と人間
白狐のルナ


カランカラン


拓「ただいま帰りましたー」


浩志「眷属見つけ…」


浩志さんが固まる


その視線は俺の肩を凝視していた


ルナがトンと軽やかに床に着地する


ルナ「初めまして。拓様の眷属になりましたルナです。よろしくお願いします」


そう言って頭を下げた


浩志「白狐?」


ルナ「そうです。本物は初めてですか?」


浩志「そりゃあ、白狐なんてもう絶滅とされてるしな」


まだ、動揺しているのがわかった


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