妖狐の私と人間


昔(平安時代)にはありませんでしたし


これだから人間は面白いんです


妖が思い付かないことをしてくれる


拓様もその中の1人でしょう


時代の波に呑まれる人間をみるのは妖の娯楽の一つですから


裏切られても磁石のように引き寄せられていく


自分の力に酔っている妖も絆される


私達は切っても切れない関係


それは世界に生命というものが生まれた時から決まっていた運命(さだめ)なのですから


< 25 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop