愛しているので離婚してください~御曹司は政略妻への情欲を鎮められない~
何かを言おうと開いた星光の口を、唇で塞いだ。
嫌いだなんて言わせない。
どうかしていると言われても、俺は君が好きで愛しくて、離せるわけがない。
次の日。
変わらぬ朝を迎えてマンションを後にした。
結局、ひと月の期日はいつなんだろう。
それがたとえ今日だとしても俺は離婚届にサインをしていないから、離婚はできないが。
『もしかすると九時過ぎるかもしれない。なるべく早く帰るよ』
『はい。いってらっしゃい』
星光は微笑んで送り出してくれたし、まさか今日じゃないよな?
車に乗る前にマンションを見上げてみたが、最上階の我が家は見えない。
低層のレジデンスに引っ越そうか。
そうすれば、星光が窓から手を振ってくれるかもしれないし。
なんて暢気ににやけてしまうのは、夕べもしっかりと星光を抱いたからだ。
このひと月、欲情というものを星光の身体に教えるようにして、たっぷりと丹念に愛している。おかげで星光の身体はしっかりと反応するようになり、俺を欲しがってくれる。
嫌いだなんて言わせない。
どうかしていると言われても、俺は君が好きで愛しくて、離せるわけがない。
次の日。
変わらぬ朝を迎えてマンションを後にした。
結局、ひと月の期日はいつなんだろう。
それがたとえ今日だとしても俺は離婚届にサインをしていないから、離婚はできないが。
『もしかすると九時過ぎるかもしれない。なるべく早く帰るよ』
『はい。いってらっしゃい』
星光は微笑んで送り出してくれたし、まさか今日じゃないよな?
車に乗る前にマンションを見上げてみたが、最上階の我が家は見えない。
低層のレジデンスに引っ越そうか。
そうすれば、星光が窓から手を振ってくれるかもしれないし。
なんて暢気ににやけてしまうのは、夕べもしっかりと星光を抱いたからだ。
このひと月、欲情というものを星光の身体に教えるようにして、たっぷりと丹念に愛している。おかげで星光の身体はしっかりと反応するようになり、俺を欲しがってくれる。