一晩だけあなたを私にください~エリート御曹司と秘密の切愛懐妊~
12、私の覚悟
「雪乃ちゃん、綺麗!」
翌朝、美久さんに付き添ってもらって美容院で着付けをしてもらうと、彼女が私を見て声を上げた。
「着物がいいんですよ」
クスッと笑って鏡を見る。
私が着ているのは昨日兄から渡された着物。
真紅の色がとても素敵で見入ってしまう。
メイクもしてこんな素敵な着物まで着ると、自分じゃないみたいだ。
着物を着ると背筋がピンとして、心が落ち着く。
「いいえ。雪乃ちゃん美人だもの。後で海に写真撮ってもらいましょう。あっ、そう言えば、お腹大丈夫? 帯きつくない?」
彼女が心配そうに私の腹部に目を向けると、にっこりと微笑んだ。
「私も着る前は気になったんですけど、お腹も膨らんでいないし、帯や紐も柔らかくて締め付け感がないです。もしかして美久さんが美容師さんにお願いしてくれたんですか?」
お腹を撫でながら尋ねると、ちょっと照れ臭そうに返した。
「ちょっと心配になっちゃって。ネットでも調べたの」
お兄ちゃんのお嫁さんはなにかと気が利く。
翌朝、美久さんに付き添ってもらって美容院で着付けをしてもらうと、彼女が私を見て声を上げた。
「着物がいいんですよ」
クスッと笑って鏡を見る。
私が着ているのは昨日兄から渡された着物。
真紅の色がとても素敵で見入ってしまう。
メイクもしてこんな素敵な着物まで着ると、自分じゃないみたいだ。
着物を着ると背筋がピンとして、心が落ち着く。
「いいえ。雪乃ちゃん美人だもの。後で海に写真撮ってもらいましょう。あっ、そう言えば、お腹大丈夫? 帯きつくない?」
彼女が心配そうに私の腹部に目を向けると、にっこりと微笑んだ。
「私も着る前は気になったんですけど、お腹も膨らんでいないし、帯や紐も柔らかくて締め付け感がないです。もしかして美久さんが美容師さんにお願いしてくれたんですか?」
お腹を撫でながら尋ねると、ちょっと照れ臭そうに返した。
「ちょっと心配になっちゃって。ネットでも調べたの」
お兄ちゃんのお嫁さんはなにかと気が利く。