【完】俺の彼女はずるい。。。


「、、、いらないもん。グスッ。」

相当妹と言われたのが嫌だったのか、
泣き止まない。


しょーがない。

「サーヤ!あーん。」

サヤの口元に一口大のケーキを持ってくる。

「、、、要らないもん。」

大好物のケーキを突っぱねるサヤ。

「、、、へぇ。ケーキ。要らないの?
サーヤ?」

フォークに乗せてあるケーキを数秒みて
「いいもんっ」と駄々こねる。


しゃーねーなぁ。

「サヤちゃん、これ、俺がサヤちゃんのために選んだの、残しちゃうの?
悲しいなぁ、、、。」

悲しい声を出すと、
案の定、「レオ、悲しいの?」

と聞くから、「悲しい、、、。」といっとく。




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