視線が絡んで、熱になる【完結】
柊がわざわざ琴葉の横で寂しくないようにと隣にいてくれたことは嬉しいしくすぐったい。
「そろそろ起きてシャワーでも浴びてこい」
「はい」
「昨日は途中から覚えてないんじゃないか」
「…はい…だって…」
「エアコンは効いていたはずなのに汗だくだった」
「…」
そんなことを今言わないでよ、と思ったが顔を伏せて口も噤む。
「すごく綺麗だったよ」
そういうとすっとベッドから離れて寝室を出ていく。
(…無意識でそんなことを言っているのかな)
一日中柊と一緒だと心臓が持たないと確信した。琴葉は柊がいなくなった寝室でようやく上半身を起こしてベッドから床へ足をつける。
立ち上がるとやはり体が重い。久しぶりのセックスだったからなのか。
床に落ちているバスローブを見てまた恥ずかしくなるがそれを払拭するように勢いよく取るとバスローブを羽織った。
リビングへ行くと柊に「シャワー浴びてきます」とだけ言って浴室へ向かった。
「そろそろ起きてシャワーでも浴びてこい」
「はい」
「昨日は途中から覚えてないんじゃないか」
「…はい…だって…」
「エアコンは効いていたはずなのに汗だくだった」
「…」
そんなことを今言わないでよ、と思ったが顔を伏せて口も噤む。
「すごく綺麗だったよ」
そういうとすっとベッドから離れて寝室を出ていく。
(…無意識でそんなことを言っているのかな)
一日中柊と一緒だと心臓が持たないと確信した。琴葉は柊がいなくなった寝室でようやく上半身を起こしてベッドから床へ足をつける。
立ち上がるとやはり体が重い。久しぶりのセックスだったからなのか。
床に落ちているバスローブを見てまた恥ずかしくなるがそれを払拭するように勢いよく取るとバスローブを羽織った。
リビングへ行くと柊に「シャワー浴びてきます」とだけ言って浴室へ向かった。