視線が絡んで、熱になる【完結】
「んぅ、っ…」
くぐもった声が漏れる。お互いの唾液が絡み合う音が寝室に響いていた。
何度も何度もキスをされて、気づくと琴葉の両目じりには涙が薄っすらと浮かんでいる。
柊の手が琴葉のパジャマのボタンにかかると体はびくりと反応する。
「嫌か?」
ゆらゆらと首を横に振った。ぼんやりと薄暗い寝室で、柊の男らしい体に自然と視線が向く。
柊の手がそっと琴葉の髪に指を通す。そのままその指が頬から唇に移る。
そして、もう一度先ほど外そうとしていたボタンに手を掛けて、ついに胸元が露になった。
柊の手が外気に触れたそこに触れると、甘美な声が漏れ出る。
そのうち、意識が朦朧としてくる。柊が何度も「琴葉」と甘く囁いてくれていたがそれに応えることが出来ないまま気づくと朝になっていた。
くぐもった声が漏れる。お互いの唾液が絡み合う音が寝室に響いていた。
何度も何度もキスをされて、気づくと琴葉の両目じりには涙が薄っすらと浮かんでいる。
柊の手が琴葉のパジャマのボタンにかかると体はびくりと反応する。
「嫌か?」
ゆらゆらと首を横に振った。ぼんやりと薄暗い寝室で、柊の男らしい体に自然と視線が向く。
柊の手がそっと琴葉の髪に指を通す。そのままその指が頬から唇に移る。
そして、もう一度先ほど外そうとしていたボタンに手を掛けて、ついに胸元が露になった。
柊の手が外気に触れたそこに触れると、甘美な声が漏れ出る。
そのうち、意識が朦朧としてくる。柊が何度も「琴葉」と甘く囁いてくれていたがそれに応えることが出来ないまま気づくと朝になっていた。