視線が絡んで、熱になる【完結】
柊への恋の感情もそうだが、一番は今は仕事に専念することが優先だ。柊のことで頭がいっぱいになっている暇はない。
「あ、その飲み会は多分…不破マネージャーも来ると思うなぁ」
「え…」
「よかったね?」
涼は、仕事モードの顔から突如オフに切り替えてすべてを知っているというような表情をする。
琴葉は周りに聞かれたらどうするのだ、と焦り「しっ!!」と人差し指で喋るなという合図をする。
柊も上司として飲み会に来るようでそれもそれでいいとは言えない。
他人、ましてや会社の関係者の前で平然と柊に接することが出来るのだろうか。
「よくないですよ…」
「そう?随分綺麗になったからやっぱりすごいな…女性って」
涼は一人、うんうんと頷いてパソコンの前に向き直る。
はぁ、と彼に聞こえないように息を漏らした。
「あ、その飲み会は多分…不破マネージャーも来ると思うなぁ」
「え…」
「よかったね?」
涼は、仕事モードの顔から突如オフに切り替えてすべてを知っているというような表情をする。
琴葉は周りに聞かれたらどうするのだ、と焦り「しっ!!」と人差し指で喋るなという合図をする。
柊も上司として飲み会に来るようでそれもそれでいいとは言えない。
他人、ましてや会社の関係者の前で平然と柊に接することが出来るのだろうか。
「よくないですよ…」
「そう?随分綺麗になったからやっぱりすごいな…女性って」
涼は一人、うんうんと頷いてパソコンの前に向き直る。
はぁ、と彼に聞こえないように息を漏らした。