イケメン御曹司と私
【一章】
-文化祭当日-
文化祭になると他校からの生徒たちがやってくる。
もちろん今年は人数制限を設けているし来場者の人達や俺たち自身もマスク着用や手指の消毒をしてもらう事にしている。
屋外ブースではフリマ等をやっており屋内ではクラスの学習発表などをやっている。
俺達は教室で喫茶店をやっている。
10時〜11時は茜と優愛と遊大が担当なのだが…
茜が注文された料理を作っている時に遊大がワザとぶつかり茜はバランスを崩し熱くなってるフライパンの縁に左手の指が触れたのだ!
茜が悲鳴を上げるも遊大は謝りもせず通過していった。
遊大は去り際茜に
「ブス邪魔だよ!」
と罵声をあびせていた。
接客していた優愛が慌てて茜に駆け寄り
「茜、大丈夫?!指見して!!」
と言い茜の左手をとり見ると指は真っ赤になり腫れていた。
「優愛、私は大丈夫だから…」
と言い料理を作るのを再開させた。
生徒会長である俺は校舎内を見回りしている時に自分のクラスに来た時の事。
遊大は中学時代の悪友と喋るのに夢中で接客する素振りが全くなかったが優愛と茜は一生懸命に頑張っていた。
ふとある事に気付き俺は茜に歩み寄り
「茜お前左手どうしたんだよ?」
と訊ねるも茜は
「誤ってフライパンの縁に触っちゃったの」
と言うばかり…
俺は調理を中断させ茜の右手を握り保健室に連れて行った。
-保健室-
茜を連れてきた俺に飛鳥先生が
「どうしたんですか?」
と訊ねてこられ俺は
「茜が左手に火傷を負ったんです」
と言うと飛鳥先生は茜の左手を見るなり
「茜さん、今すぐ冷やしましょう!」
と言い水道へ茜を連れていき冷し始め俺に
「涼介君すみませんがドルマイシン軟膏を取ってくれませんか?」
と言われ俺はドルマイシン軟膏を救急箱から取り出し飛鳥先生に持って行くと
「ありがとうございます」
とお礼を言い飛鳥先生は茜の左手の指に薬を塗った。
暫くすると誠先生に耳をつままれ遊大が保健室に姿を現し茜に
「あ、あのさ…さっきは悪かったよブス」
と言ったが誠先生が
「ブスじゃなく茜だろうが!」
と怒られ
「悪かったな茜」
と謝り直した。
遊大は謝ったが茜はビビっていた。
11時になり茜は優愛と一緒に屋台で買った焼きイカを食べたりコンピューター部員が作ったゲームをやったり楽しんでいる。
体育館に行くとブラスバンド部員たちが素敵な音楽を奏でている。
曲は『千本桜』だった。
-文化祭当日-
文化祭になると他校からの生徒たちがやってくる。
もちろん今年は人数制限を設けているし来場者の人達や俺たち自身もマスク着用や手指の消毒をしてもらう事にしている。
屋外ブースではフリマ等をやっており屋内ではクラスの学習発表などをやっている。
俺達は教室で喫茶店をやっている。
10時〜11時は茜と優愛と遊大が担当なのだが…
茜が注文された料理を作っている時に遊大がワザとぶつかり茜はバランスを崩し熱くなってるフライパンの縁に左手の指が触れたのだ!
茜が悲鳴を上げるも遊大は謝りもせず通過していった。
遊大は去り際茜に
「ブス邪魔だよ!」
と罵声をあびせていた。
接客していた優愛が慌てて茜に駆け寄り
「茜、大丈夫?!指見して!!」
と言い茜の左手をとり見ると指は真っ赤になり腫れていた。
「優愛、私は大丈夫だから…」
と言い料理を作るのを再開させた。
生徒会長である俺は校舎内を見回りしている時に自分のクラスに来た時の事。
遊大は中学時代の悪友と喋るのに夢中で接客する素振りが全くなかったが優愛と茜は一生懸命に頑張っていた。
ふとある事に気付き俺は茜に歩み寄り
「茜お前左手どうしたんだよ?」
と訊ねるも茜は
「誤ってフライパンの縁に触っちゃったの」
と言うばかり…
俺は調理を中断させ茜の右手を握り保健室に連れて行った。
-保健室-
茜を連れてきた俺に飛鳥先生が
「どうしたんですか?」
と訊ねてこられ俺は
「茜が左手に火傷を負ったんです」
と言うと飛鳥先生は茜の左手を見るなり
「茜さん、今すぐ冷やしましょう!」
と言い水道へ茜を連れていき冷し始め俺に
「涼介君すみませんがドルマイシン軟膏を取ってくれませんか?」
と言われ俺はドルマイシン軟膏を救急箱から取り出し飛鳥先生に持って行くと
「ありがとうございます」
とお礼を言い飛鳥先生は茜の左手の指に薬を塗った。
暫くすると誠先生に耳をつままれ遊大が保健室に姿を現し茜に
「あ、あのさ…さっきは悪かったよブス」
と言ったが誠先生が
「ブスじゃなく茜だろうが!」
と怒られ
「悪かったな茜」
と謝り直した。
遊大は謝ったが茜はビビっていた。
11時になり茜は優愛と一緒に屋台で買った焼きイカを食べたりコンピューター部員が作ったゲームをやったり楽しんでいる。
体育館に行くとブラスバンド部員たちが素敵な音楽を奏でている。
曲は『千本桜』だった。