エリート外交官と至極の契約結婚【極上悪魔なスパダリシリーズ】
三、ドSな外交官と契約結婚
ふたりは迅速に手配を進め、想像以上に早く事が進んでいった。戸籍謄本の原本が必要で、父が信頼を置く日本にいる弁護士に動いてもらい、月城さんの分も届けられた。
それが金曜日の朝で、私と月城さんは領事館へ赴き、婚姻届を提出して受理された。
これで私は月城真佳奈になり、私たちは夫婦になったのだ。
月城さんは結婚指輪も用意しており、双方の左手の薬指にプラチナのリングがはめられている。
形だけの夫婦だけど、私のマリッジリングには三粒のダイヤモンドが入っている。月城さんはシンプルなリングだ。ドバイを離れたらはずされてしまうのだろう。私はカムフラージュのためにしばらくつけたままになる。
月城さんが帰国するのは来週の火曜日。
今日私は休暇を取っている。
それが金曜日の朝で、私と月城さんは領事館へ赴き、婚姻届を提出して受理された。
これで私は月城真佳奈になり、私たちは夫婦になったのだ。
月城さんは結婚指輪も用意しており、双方の左手の薬指にプラチナのリングがはめられている。
形だけの夫婦だけど、私のマリッジリングには三粒のダイヤモンドが入っている。月城さんはシンプルなリングだ。ドバイを離れたらはずされてしまうのだろう。私はカムフラージュのためにしばらくつけたままになる。
月城さんが帰国するのは来週の火曜日。
今日私は休暇を取っている。