星が降る夜にー解説
戦場は敵か味方もわからない血で染まり、
誰もいなくなった。
潤いをなくした唇からは
血が出て鉄の味がした。
頭も妙に生暖かく、血が垂れて
視界を赤く染める。
けれど平気。貴方に会えて、
貴方を守れるのなら。
「ーー」
短く呼ばれた、私の名前。
それは、愛しの貴方の声。
幻聴だとわかっていても、振り向きたい。
けれど動かない。
知らないうちに、足を切られたの?
足が、言うことを聞いてくれない。
誰もいなくなった。
潤いをなくした唇からは
血が出て鉄の味がした。
頭も妙に生暖かく、血が垂れて
視界を赤く染める。
けれど平気。貴方に会えて、
貴方を守れるのなら。
「ーー」
短く呼ばれた、私の名前。
それは、愛しの貴方の声。
幻聴だとわかっていても、振り向きたい。
けれど動かない。
知らないうちに、足を切られたの?
足が、言うことを聞いてくれない。