星が降る夜にー解説
足が無くなり動けないでいると、

後ろから求めていた愛情がやってくる。

ズキリと背中が痛み、

じわりと背中は血で染まる。

剣で刺された私は、最後の力を振り絞って

相手を突き刺そうとする。

けれどふらりと視界が霞み、

狙いは外れ相手の手に剣が刺さる。

怒り狂った相手は私の顔を切り、

私は目が見えなくなった。

足をなくし、体に剣が刺さり、

目の見えなくなった私の比べれば、

そんなの平気でしょう?
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