愛しの彼に溺愛~石油王の場合~
大きい門があき車ごと中に入る。
そう。この家は玄関前まで車専用の道があるのだ。
しかもリムジンが通れるような広めの設計。

ここはパーティー会場か何か?

それともカボチャの馬車で来た方がよかったかな?と少しメルヘンな思考になる。
逆にいえばそれぐらい広いし規格外なのだ。

アニメでもそうそうこんな家見ませんよ!?

お金持ちドラマぐらいでしか見たことがない…!!
すごい!凄すぎる!

そしてかなり緊張してきた…。
胃腸薬もってこればよかった…。
そう思っていると車がようやく止まった。
そして運転手が扉をあけると、そこにはまた大きな玄関があった。


「おかえりなさいませ。アキ様、そしてご婚約者の小林様」


執事!?
しかもダンディなお爺ちゃん!?これは京都のプランナーさんといい勝負。
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