愛しの彼に溺愛~石油王の場合~
「弥生」「弥生ちゃん」
非常階段の扉側から声が聞こえる。
「…茜ちゃん。千景先輩…!?」
いつからそこに!?
そう思いながら立ち上がる。
まさか今の出来事見られた…?でもそんな気配感じなかったし…。
ぐるぐると頭が回る。
「これで送別会解散だってさー」
「そうそう!だからさ、私ら三人だけの二次会しない!?」
「いいねー。弥生ちゃんはどう?」
「え、私は…その、婚約者が迎えに来てくれるので…」
「でもまだ連絡してないっしょ?」
「それは…、はい」
「ならいいんじゃない?私たちはまだ飲み足りないけど」
「どうかな!?」
アキさんに合わせる顔がないと思っていた私とっては魅力的なお誘いだった。
だからこそ私は二人について行くことにした。
今日の出来事を忘れたかった。
「…うん。最後だし、行く!」
「オッケー!それなら行こ!!」
「レッツゴー。」
その前にアキさんに連絡する。
【弥生:二次会に行くことになりました。終電ギリギリに帰ると思うので、先に寝ててください】
【アキ:そんなに遅くなるなら迎えに行く】
【弥生:大丈夫だよ!】
【アキ:危ないだろ】
【弥生:駅近くの居酒屋だし、最寄り駅についたらタクシー拾うのでご心配なく!】
【アキ:…二次会のメンバーは?】
【弥生:私含めて三人で、全員女性です!】
【アキ:…分かった。最後だ。楽しんで来い】
【弥生:うん!ありがとう!】
非常階段の扉側から声が聞こえる。
「…茜ちゃん。千景先輩…!?」
いつからそこに!?
そう思いながら立ち上がる。
まさか今の出来事見られた…?でもそんな気配感じなかったし…。
ぐるぐると頭が回る。
「これで送別会解散だってさー」
「そうそう!だからさ、私ら三人だけの二次会しない!?」
「いいねー。弥生ちゃんはどう?」
「え、私は…その、婚約者が迎えに来てくれるので…」
「でもまだ連絡してないっしょ?」
「それは…、はい」
「ならいいんじゃない?私たちはまだ飲み足りないけど」
「どうかな!?」
アキさんに合わせる顔がないと思っていた私とっては魅力的なお誘いだった。
だからこそ私は二人について行くことにした。
今日の出来事を忘れたかった。
「…うん。最後だし、行く!」
「オッケー!それなら行こ!!」
「レッツゴー。」
その前にアキさんに連絡する。
【弥生:二次会に行くことになりました。終電ギリギリに帰ると思うので、先に寝ててください】
【アキ:そんなに遅くなるなら迎えに行く】
【弥生:大丈夫だよ!】
【アキ:危ないだろ】
【弥生:駅近くの居酒屋だし、最寄り駅についたらタクシー拾うのでご心配なく!】
【アキ:…二次会のメンバーは?】
【弥生:私含めて三人で、全員女性です!】
【アキ:…分かった。最後だ。楽しんで来い】
【弥生:うん!ありがとう!】