愛しの彼に溺愛~石油王の場合~
ついつい部屋を確認しちゃう。
お風呂トイレ別で豪華。
奥のベットは一つだけどキングサイズなのか凄くでかい。
手前の和室空間はくつろげるスペースになっているし…。

なんて最高なんだ!!


「気に入ったか?」
「えぇ!すっごく!凄い豪華ね?ここ!」
「なら良かった。じゃあその豪華な旅館の風呂にでもいかないか?」
「お風呂って…、部屋の?」
「外の温泉だ。もうすぐ貸し切りの時間になるからゆっくり入れるぞ」
「え!か、貸し切り!?」
「…今日は本当に驚くな」
「いや驚くのはしょうがないよ!!」
「まぁいい。早く行くぞ」


そういいながら、アキさんと浴衣に着替え温泉へ向かう。

アキさんの浴衣姿は恐ろしいほどセクシーでかっこいい。まさに男の色気って感じでって私は何を言ってるんだか…。
そう思いながらアキさんと歩いていると、旅館の人に話しかけられる。
話が長くなりそうなのかアキさんはお土産屋を見るように言ってくる。
私は頷き、お土産屋へ足を運ぶ。


「わぁ…!」


特性の煎餅にチョコケーキ。
あ!特産のマスコットキャラクターのキーホルダーもある!色々あるなぁ…。
そう思いながら見て回っていると「あれ?小林じゃん!」と甲高い声が聞こえてくる。
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